アーチと断面形状 vol.01
安心安定な空間づくりのために、”アーチ”のセオリーを知る必要があります。
”アーチ”は安定してる構造ですが、間違えると崩壊する可能性もあります。
なので、空間に掛かる重力とアーチの構造を頭に入れた上でデザイン構成を考えていきましょう!
一番頭にいれておかなければならないのは重力です。
どこに圧力や負担がかかるかを考慮した上で、構成しましょう。
今回は大雑把に基本的な7個の形状と
それらを組み合わせる上級者向けの2個の形状、
合計9個を紹介していきたいと思います。
強度が弱い形状もサポートを加えることによって、
十分な強度を得ることができます。
サポート方法も加えて、形状の特徴をまとめてみました。
また、△の〈耐震性、荷重〉の”四角型”ですが、ネパールの地震で崩壊しなかったことで知られるアースバッグの形状は”四角型、シングルバッグ”です。
これは、この表では一番弱い形状ですが、崩壊しなかったことからアースバッグの強度がわかります!
韓国でも、この形状と2×4工法をミックスさせてアースバッグが建設されているそうです。
(この記事についてはまた後ほど。)